ブログの方向性を決め、さあ書いていくぞとなったときにぶつかる壁。
【思ったよりネタがなく早速挫折しそう】
雑記ブログならともかく、専門領域に特化したブログである場合、その傾向は顕著です。
「ブログを始めて間もない方」や、「始めてしばらく経つけど本当にこのままでいいのか?」と、この記事に辿り着いたあなたも迷走しながらの運営ではないでしょうか。
今記事では、それでもブログのネタは体験談をベースに書くべき理由をまとめていきます。
◾️この記事の内容
・自らの体験・経験をブログに書くべき理由6選
・水平展開できそうなものを考える ・私がブログ運営に悩んだ時、読んでいる本 ・まとめ:視点を変えながら続けるしか |
自らの体験・経験をブログに書くべき理由6選
私が考えるブログネタは体験をベースに書くべき理由は以下の6つです。理由も合わせて解説します。
1. 信頼性と説得力が増す
体験に基づいた記事は、読者にリアリティを感じさせます。
具体的なエピソードや実例があることで、単なる情報や理論以上に説得力を持つコンテンツを実現できます。
2. 読者との共感を得やすい
人々は自分と似た経験や感情を持つストーリーに共感しやすい特徴があります。
体験・経験を共有することで、読者は「自分と同じ問題に直面している人がいる」と感じ、記事に親近感を抱きます。
3. ユニークな視点を提供できる
体験・経験は個人によって異なるため、オリジナリティのあるコンテンツを作成できます。
同じような内容でも、人によって見る角度は違います。
微妙なニュアンスの違いが独自の魅力を生み出し、他のブログや情報サイトとの差別化が図れます。
4. SEOにも効果的
体験をもとに書いた記事は、具体的で長いキーワード(ロングテールキーワード)を自然に含む傾向があります。
またE-E-A-Tという、Googleがウェブサイトやコンテンツの品質を評価する際に重視する4つの基準の中の、
経験:E(Experience)に該当し、著者やコンテンツが「そのテーマについて実際の経験に基づいているか」という面について有利に働きます。
これにより、検索エンジンでの評価が上がりやすくなります。
5. 継続的な執筆モチベーションを保てる
体験をもとに書くと、自分自身が感じたことや学んだことを記録する感覚で書けるため、楽しみながら続けやすくなります。
百聞は一見に如かず。で人間、一度見たもの経験したものはスムーズにアウトプットできる傾向にあります。
6. 読者の行動を促しやすい
具体的な体験談は読者にとって参考になるだけでなく、「自分も試してみよう」と行動を促す効果があります。
筆者のリアルな体験を綴ることで、私にもできるかも!と思ってもらえる確率が高まります。
単一テーマだけでなく、水平展開できそうなものを考える
いざブログコンセプトを決めても、単一テーマだけでは何とも厳しいと感じる場面もあるかと思います。
そこで、ブログネタの水平展開、関連テーマとの紐付けなど、いくつかテクニックがありますので、参考にしてみてください。
1. 既存の記事の深掘り
事例を増やす: 過去の記事に関連する具体例やケーススタディを別の記事として書く。
例: 「SEOの基本」を解説した記事 → 「SEO成功事例10選」として具体例を紹介
専門性を高める: 一般的な内容をさらに専門的な視点で掘り下げる。(ニッチな領域への踏み込み)
例: 「副業の始め方」 → 「副業としてのライティングの始め方」
2. 異なる視点で再構成
ターゲットを変える: 同じテーマでも、読者層を変えて記事を書く。
例: 「初心者向けプログラミング入門」 → 「学生向けプログラミングの始め方」や「社会人向けのプログラミング学習」。
フォーマットを変える: 別の形式で情報を伝える。
例: 「記事形式」 → 「チェックリスト形式」や「Q&A形式」。
3. 関連テーマを展開
横のつながりを考える: メインテーマに関連する周辺のトピックを探す。
例: 「ブログ運営のコツ」 → 「ブログで稼ぐ方法」「ブログのデザインを改善するコツ」。
シリーズ化する: 一つの記事を複数回に分けて詳しく解説する。
例: 「旅行記」 → 「準備編」「観光地紹介」「費用の内訳」。
4. 他の分野との組み合わせ
異分野との融合: メインテーマに別の分野を掛け合わせる。
例: 「料理ブログ」 → 「時短料理 × 子育て」「健康志向 × お弁当レシピ」。
トレンドとの連動: 今話題のトピックを取り入れて関連付ける。
例: 「AIの進化」 → 「AIが変えるブログ運営」。
5. リサイクルコンテンツとして再編集
再利用可能な形式を作る: 以前の内容を更新・再構成して新しい記事として活用する。
例: 過去の「おすすめツール記事」を「2025年版」にリニューアル。
異なるメディアで展開: 記事内容を動画や音声コンテンツとして発信する。
6. 読者の疑問や悩みに応える
コメントや問い合わせを基に記事を作成: 読者の声を反映する。
よくある質問を掘り下げる: 「なぜそれが重要なのか?」を説明する記事を書く。
7. 他のブログやSNSとの連携
コラボ記事: 他のブロガーやインフルエンサーと共同で記事を作成。
SNSの活用: TwitterやInstagramで得たアイデアを記事に展開。
水平展開のメリット
・効率的なコンテンツ制作: 新しいアイデアをゼロから考える必要がない。
・SEO効果の向上: 関連性の高い記事同士を内部リンクでつなぐことで、検索エンジンでの評価が上がる。
・読者の興味を維持: 一貫性のあるテーマで深い情報を提供できる。
水平展開は、ブログを効率的に成長させるための有効な手段です。
テーマ選びや記事の切り口を工夫して、読者の満足度を高めながらコンテンツを充実させましょう!
私がブログ運営に悩んだ時、読んでいる本
私がゼロからブログを始めた時、また現在も壁にぶつかった時、読んでいる本を少々ご紹介しておきます。
このブログはWordPressで作っていますが、下記の本を読みながら立ち上げました。
どれも初心者〜中級者まで参考になるものばかりです。 ぜひ、お手にとってみてください!
●沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘 著者:松尾茂起氏
WebライティングとSEOに関する解説書です。
この本は、Webマーケティングやライティングの基礎から応用までを、漫画形式のストーリー仕立てで楽しく学べる構成になっています。
文字壁な指南書が苦手という方にもおすすめです。
◾️本書を読んで得られること
1. Webライティングの基礎を理解できる
2. SEOに対する意識が変わる 3. 実践的なスキルを得られる 4. コンテンツ制作への意識改革 5. 自信を持ってライティングに取り組める 6. 読者視点での考え方を習得できる 7. 長期的な成果を意識した戦略的思考が身につく |
●いちばんやさしいWordPressの教本 6.x対応
初心者向けにWordPressの基本的な使い方をわかりやすく解説した書籍です。
この本は、Webサイトを作成したいけれどもWordPressに不安がある人を対象にしており、初心者でも安心して学べる内容となっています。
WordPressの知識が完全ゼロからのスタートでも、段階的に立ち上げる方法をわかりやすく解説しているので、迷うことはないでしょう。
私も時々わからなくなったら、見返してます。
◾️本書の学習ポイント
1. WordPress 6.xの新機能と変更点
2. サイト作成の基本 3. コンテンツの作成と管理 4. サイトのカスタマイズ 5. SEO対策とアクセス解析 6. セキュリティとバックアップ 7. プラグインの導入と管理 |
まとめ:視点を変えながら続けるしか
体験をベースにしたブログは、読者にとって価値が高く、信頼性があり、書き手にとっても楽しく続けやすいものです。
読者との信頼関係を築き、長期的にブログを成長させるために、自分の体験を活かした記事を意識して書くことをおすすめします。
私自身も常に試行錯誤中ですが、結局続けることしか道は開けて行かないと思っています。
行き詰まったら、
ブログ運営に関する本を読み込む→実践する
伸びているブロガーさんの記事やブログ自体を観察し、活かせそうな所を取り入れる→実践する |
この繰り返しです。 挫折しそうな時もありますが、気を長く続けていきましょう。
では最後までお読みいただきありがとうございました。