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【冬の釣り】風速何m/sまでならショアジギングは成立するのか?

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ショアジギングをする時に釣りが成立する風速って何m/sまでくらいだろうか?特に冬場などは北からの季節風が吹く日が多く、釣りに行くかどうか迷う場面が多いので、安全面も考えて判断基準を身につけたい!
釣りをする上で、雷の次に厄介な風。
重いルアーを扱うショアジギングは、陸っぱりの釣りの中でも強風に強い部類に入りますが、
【安全に釣りを展開する】という点では、やはり限度はあります。
特に北寄りの季節風が吹きつける日が多い冬のシーズンは、風の強さで釣行を断念せざるを得ない場面も多いです。
そこで今回は、ショアジギングにおいて安全かつまともに釣りが展開できる風速について、私の経験を交えてまとめていきます。
第一に安全面、その次に釣りやすさに直結する要素のため、すべてのアングラーが頭に入れておくべき内容です。
■この記事の内容■
・結論:安全にショアジギングができる風速は何m/sまで?

・風速別にみるショアジギングのやりやすさと安全性

・冬の日本海の季節風がもたらす海への影響

 

結論:安全にショアジギングができる風速は何m/sまで?

安全なショアジギングを行うための風速の適切な限界は一概には言えませんが、一般的には風速が5m/sから6m/s程度までが安全と考えます。

ただし、風速の安全限界は場所や地域によって異なりますし、以下の点を考慮する必要があります。

 

風向きと波の状態:風速だけでなく、風向きや波の状態も重要です。風が強く吹く方向や、波の高さ、潮の流れなどを総合的に判断する必要があります。

冬の日本海では北寄りの風が岸に向かって吹いていると、うねりを伴った波を生み出しますし、向かい風条件下での釣りになるパターンが多くあります。

 

釣り場の環境: 釣りを行う場所の地形や岸辺の安定性、足場の安全性なども考慮する必要があります。風速が高いときには、岸辺や岩場の安全を確保することが最優先です。

例えば広大なサーフと足場が狭く険しい磯場では、同じ風速5m/sでも体感は全く異なってきます。

前者では風に吹かれながらも落水のリスクは低めですが、後者となると落水のリスクが何倍も上がります。

そのため、どの釣り場に立つのかによって、安全性は変わってきますので、風に吹かれてふらつくような状態であれば、防波堤や磯場での釣りは断念する方が賢明です。

 

個々の技量と経験: 釣りの経験や技量、安全意識も重要です。慣れていない風の強い状況下での釣りは、リスクが高まります。

同じ風速でも釣り場によっては風裏になるポイントもあれば、吹きさらしとなるポイントもあります。

目星をつけた釣り場は何度も通って、風が吹いた時に少しでも安全に立てるポイントを押さえておく必要があります。

 

安全装備と知識: 必要な安全装備や基本的な知識を学び、十分な安全対策を講じることが大切です。

風速が高い場合は、安全を最優先にし、特に磯場や防波堤では細心の注意が必要です。釣りの際には事前に天気予報や海況を確認し、自身の安全を十分に考慮した上で行動することが重要です。

 

おすすめの海況確認サイト

海天気.jp:天気・風速・風向き・注意報などを確認できます

 

風速別にみるショアジギングのやりやすさと安全性

 

まずは風速別に釣りのやり易さについて見ていきましょう。

普段の生活では中々意識しづらいですが、

周りに遮るものが少ない海は風の影響をダイレクトに受けます。

また「ビューフォート風力階級」という、風力の尺度を表す指標がありますので、こちらも是非ご覧になってみてください。

 

1~2m/s

こうした風速の場合、木の葉が揺れたり、煙がゆっくりと風に流れるなどが分かりやすいでしょう。

釣りが最も安全かつやり易い風速であり、風によるルアーアクションへの影響はありません。

海上は時折、微小なさざ波が起こる程度です。

 

3~4m/s

軽いからやや強い風として考えられます。この程度の風速では、木々が葉を揺らすほどの風や、旗が静かに広がることがあります。

体感的には、少し風が吹いてるなと感じるでしょう。

海面は、ざわつく波が起こりだす風速で、軽いジグ(20~30g程度)を使うショアジギングでは、横風を受けた場合。少しやりにくい風速となってきます。

 

5~6m/s

やや強い風と見なされます。

この程度の風速では、木々がしっかりとした揺れを見せたり、小さな枝が折れたりすることがあります。

旗ははっきりと風になびき、草や植物はかなりの揺れを示します。

体感的に、外出時に髪の毛が乱れたり、軽い物が風で飛ばされることが考えられます。

海面はざわつく波の程度がさらに強くなり、白波が立ち始めます。

こうなると、ラインが風に流されてボトムが取りづらくなったり、ルアーのアクションをさせづらくなってきます。

 

7~8m/s

かなり強い風といえます。

この程度の風速では、木々が大きく揺れ、枝が折れたり、旗がかなり強くなびくことが予想されます。

小さな木や軽い物は風で動かされ、逆風に向かって歩くと、歩行にもやや支障をきたすかもしれません。

海面はうねりを伴った白波を立て始め、高波を誘発し、危険な状態の入り口になってきます。

当然、釣りもやりにくくなり、横風や逆風の場合、飛距離も落ちてきます。

また風にあおられて、海への転落の危険も出始める風速です。

 

9~10m/s

非常に強い風とされます。

この程度の風速では、木々が大きく揺れ、枝が折れたり、小さな樹木が倒れることもあります。

旗は非常に強くなびき、風で軽い物が飛ばされる可能性があります。

歩行や運転に支障をきたし、強風警報が出ることもあります。

海面は大きな白波を立て、大時化となりうねりも相まって非常に危険な状態となります。

まともにキャスティングが決まらない状態となり、風裏でない限り釣りは成立しない状態となります。

またアングラー自身も強風にあおられて、落水のリスクが高まる風速であり、釣りは断念せざるを得ない風速となります。

 

風速10m/s以上のショアジギングは?

結論から言うと、風裏でない限り安全と釣りやすさを含めて、断念した方が良い強風です。

ただそれでも行うという場合、風速が10m/s以上の状況では、特に慎重さが求められます。以下に留意すべき点を挙げます。

 

安全性を最優先に強風の下では、海岸からの釣りでも危険が伴います。波の高さや岩場の安定性、潮の流れなどに留意し、安全を確保しましょう。

キャスティングの制御風速が高い場合、ジグを投げる際にコントロールが難しくなります。風向きや強さを考慮し、投げる方向や力加減を調整しましょう。

ルアーの操作強風下では、ルアーの操作が難しくなります。風の影響でルアーの飛距離が落ちたり、コントロールが難しくなる場合があります。

物の安定性風が強いと、釣り道具やタックルが落水しやすくなります。特に軽量の荷物は風によって吹き飛ぶ可能性があるため、注意が必要です。

風速が10m/s以上の条件下では、釣りの安全性に影響を与える可能性がより高まります。

ショアでの釣りは、波の高さや岩場の安定性に特に気をつける必要があります。

安全を最優先に考え、釣りの楽しみを損なわないように心がけましょう。

場合によって、強風の状況では釣りを見合わせる判断をすることが重要になってきます。

 

冬の日本海の季節風がもたらす海への影響

冬の日本海では、特にシベリアから吹く季節風(冬のシベリア高気圧からの冷たい乾燥した風)が影響を及ぼします。この季節風は、冷たく乾燥した空気を運んできます。そのため、日本海では以下のような影響が見られることがあります。

大雪:シベリアから吹く風が海上で湿気を含み、日本海側の地域に大雪をもたらすことがあります。特に日本海側の地域では、降雪量が多くなりやすいです。

 

寒冷な気温:この風は冷たく乾燥しているため、日本海側の気温が急激に下がります。冬の寒冷感がより強まります。

 

海上の波やうねり:強い風によって海上の波やうねりが増し、安全な釣りに悪影響を及ぼす日が多くなります。

海の状態は基本的に荒れていて、魚の警戒心を解く意味では良いですが、浅場では底荒れすることと、濁りが強りすぎると釣れにくくなることも。

 

海流の変化:風の影響で海流が変化することがあり、海の温度分布や塩分濃度にも変化が生じることがあります。

これらの影響は、日本海周辺の地域に影響を与え、冬季には特に顕著に現れます。

冬場は湾状になっている地形のポイントにベイトが溜まるケースが多く、そういった場所に青物が入り込んできて爆釣することもあります。

最後に:安全に無理のない釣行を

以上、ショアジギングを行う際の風速の限度の考え方について、まとめていきました。

もちろん自然相手の遊びなので、一般論理だけでは判断できない釣況も出てくると思います。

実際に釣り場によって、障害物や風向によって、同じ風速でも体感が異なりますし、安全に釣りができるかどうかの判断も変わってきます。

しかし、どの釣り場でも共通して言えるのが、無理をして釣行しないことです。

雨や雷も釣り人にとっては厄介な要素ですが、落水のリスクを上げる自然的な力は風力です。

そのことは、釣り人全員が念頭に置いておくべきと考えます。

 

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