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【ライン選び】ショアジギングにおすすめのショックリーダーについて

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ショアジギングで使うショックリーダーだけど、いっぱい種類があってどれを選べばいいかわからないトラブルなく使えて、高耐久・高感度なショックリーダーを知りたい!
ショアジギングをする上で、避けて通れないのが信頼のおけるショックリーダー選び。
特に過酷なファイトを求められるロックショアシーンでは、魚のキャッチ率を高めるために確実にしておかなければいけません。
そこで今記事では、私が使ってきた中で【信頼のおけるショックリーダー】についてご紹介します。
◆この記事の内容
・ショアジギングにおすすめのショックリーダー 

・ナイロンとフロロカーボンを使い分けるポイント

ショアジギングにおすすめのショックリーダー 

扱いやすさ・高耐久・感度を求められるショアジギングにおいて、おすすめのショックリーダーはどれでしょうか。

以下に、私が実際に使ってみた中で、信頼のおけるショックリーダーをご紹介します。

ナイロンライン編

モーリス VARIVAS  オーシャンレコード(Ocean Record)ショックリーダー

引用元:株式会社バリバス公式サイト

オフショアヒラマサゲームの第一人者である、田代誠一郎氏が手掛けた、オフショア専用モデルのショックリーダーです。

オフショア専用と名打ってはありますが、ショアキャスティングでも十分、活躍してくれます。

スーパーフッ素コーティング(SP-F)処理により、ナイロンラインの吸水特性からくる劣化を最小限に抑え、耐久性を向上させています。

また、魚の警戒心を解く、ミスティパープルカラーでスレた魚への攻めをサポートします。

PEとの結束もしやすい硬さに仕上げているため、非常にノットを組みやすく、私が実際に使った中でライントラブルは一度もありません。

 

モーリス VARIVAS VEP SHOCK LEADER

引用元:株式会社バリバス公式サイト

一般的なナイロンリーダーと比較して、約20倍の耐摩耗性能を誇る「VEP製法」(VARIVAS EXTRA PROTECT LINE)で、ショアジギングに求められる”強さ”を備えたショックリーダーです。

樹脂のコーティング(SP-T)処理により、吸水による劣化も抑えつつ、根ズレに対する耐久性も高いです。

適度な張りとしなやかさを兼ね備えた、とても扱いやすいラインです。

 

サンライン(SUNLINE) ソルティメイトシステムショックリーダー NY

引用元:サンライン-SUNLINE

異種特殊ポリマーナイロンをブレンドした仕様で、吸水による劣化を抑えつつ、高耐久・耐摩耗性。ショック吸収性能を実現したナイロンリーダーです。

使用した感じだと柔らかめにしつけられていて、ノットを組みやすく結束強度もしっかり確保できます。

また柔らかめのしつけとは裏腹に、適度な伸びでルアーアクションとフッキングの良さを両立しています。

価格もリーズナブルでおすすめのショックリーダーです。

 

フロロカーボン編

モーリス VARIVAS SHOCK LEADERフロロカーボン

引用元:株式会社バリバス公式サイト

耐久性と感度を重視したバリバスのフロロショックリーダーです。

スーパータフ製法(SP-T:樹脂のコーティング)処理により、根の荒い磯場、テトラ帯などで活躍します。

最大130LB(40号)までのラインナップで、ショアジギングのシーンはすべてカバーできるラインです。

 

デュエル(DUEL) TB CARBON ショックリーダー

引用元:釣具の総合メーカーデュエル

素材の詳細は明かされていませんが、DUELプロサポーターの面々が様々な状況の中でテストし、たどり着いたジギングリーダーです。

使ってみた感じだと、1日通してキャスティングを繰り返した後でも、ラインのササクレなどがほとんどなく、白濁もほぼ0でした。

特出すべきは、ナチュラルクリアー色で透明度が高く、水中でも違和感も少ない感じです。

価格もリーズナブルなので、根の荒い場所でガンガン使っていけます。

 

デュエル(DUEL) HARDCORE POWERLEADER フロロ

引用元:釣具の総合メーカーデュエル

フロロカーボンライン特有の「張りの強さ」を抑えつつ、感度を高めたのが当商品。

40LB~の太糸でもしなやかさ+低伸度を実現し、ノット部の締め込みもいくらか行いやすい印象です。

色はナチュラルクリアー色で水の屈折率に近く、魚に違和感を与えにくい仕様となっています。

ルアーアクションの入れやすさとバイトの感知が明確にできるので、純粋に釣りが楽しくなるラインです。

 

SHIMANO オシア(OCEA) LEADER EX FLUORO

引用元:SHIMANOシマノ

このショックリーダーの大きな特徴は、2層構造になっていて「内部:硬いコアフロロ 外部:柔らかいフロロ」で構成されているため、ノットの締め込みが他のフロロカーボンラインと比べて格段にしやすく、強力だという点です。

また強度に優れる高分子フロロカーボンを使用し、引張強度・耐摩耗性・耐衝撃性も一級品です。

主に離島での過酷なショアジギングや大型青物に果敢に挑むアングラーが多く使っている印象があります。

とにかく大物を獲りたいという方には、間違いなくおすすめできるショックリーダーです。

 

 

ナイロンとフロロカーボンを使い分けるポイント

ナイロン派、フロロ派と永遠のテーマではありますが、具体的に使い分けるポイントというとわかりにくい部分もあると思います。

単純に使い心地が好きか嫌いかで、決めるのも大いにありですが、双方の特性を理解したうえで、使い分けてみるのも面白いです。

ナイロンラインの特性と推奨する状況

【特性】

・柔らかくしなやかで伸びやすいので、魚のバラシが少ない

・ライントラブルが少なく扱いが楽

・ノット(結び)を締め込みやすい

・比重が水に近く沈みにくい

・吸水性があり、フロロカーボンに比べると劣化は早い

・摩耗には弱い傾向がある(最近のラインは耐摩耗性能が優れたものが多いが)

【推奨する状況】

・ストラクチャー(障害物)が少ないフィールド

・ショアプラッギングなど、トップ系のルアーを使う場合

・フッキングするものの、バラシが気になる場合

・メタルジグのフォール速度を若干落としたい時(根がかりしやすいポイントなどで使うと効果的)

・100LB以上の太いリーダーを使う場合(太く硬いフロロだと、ノットの締め込みが甘くなりがちになる為)

総括すると初心者~上級者まで扱いやすいのが、ナイロンラインの特徴と言えます。

キャスト時のトラブルもほぼ発生しませんし、なにより安価に手に入るので、釣行時間・回数が多い方におすすめです。

フロロカーボンラインの特性と推奨する状況

【特性】

・硬く張りがあり伸びにくい、ゆえにルアーアクションの入力のしやすさや感度はナイロンより高い

・ナイロンラインのように吸水しないので、劣化は遅い

・比重が水より重いので沈みやすい

・耐摩耗性に優れ、根ズレ耐性は高い

・伸びが少ない分フッキングは決まりやすいが、ナイロンラインよりはバラしやすい

・瞬間的な衝撃に対しては、ナイロンに劣る部分がある

・太糸になるほど、ノットの締め込みは行いにくい

【推奨する状況】

・ルアーへの入力を高めたい時とバイトの感度を高めたい時

・メタルジグを早くフォールさせたい時

・根が荒いポイントで根ズレへの耐性を高めたい時(磯場、テトラ帯など)

総括すると、シャッキっとしたラインと劣化が少ない特性が好きな方におすすめです。

しっかり感はありますが、クセもある特性なので初心者の方には戸惑う部分もあるかもしれません。

ただ青物ゲームもとより、ルアーフィッシングの醍醐味(アクション・バイト時の感度等)を感じられるラインなので、適宜釣りに織り交ぜてみましょう。

 

 

以上、ショアジギングにおすすめのショックリーダーと、ラインの材質別の特徴をお話しました。

自身が好きなラインを見つけ、ショアジギングの強い味方を見つけるのがベストです。

 

では最後まで読んでいただきありがとうございました。

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