・WEBライティングの市場価値と学習におすすめの本8選
・WEBライティングの効果的な学習法 |
□この記事を読むとどうなるか?□
・WEBライティングの学習に活用すべき、おすすめの本がわかる
・有効な学習法について知れる |
またこの記事を書いている僕のWEBライティングのバックグラウンドとしては
・ブログ運営1年7か月
・特定キーワードでGoogle検索5位以内達成経験 ・クラウドワークスでのWEBライティング案件受注経験 |
これらの経験がありますので、少しは説得力があるかと思います。
WEBライティングの市場価値と学習におすすめの本7選
では最初にWEBライティングの市場価値(2021年現在と今後数年の予測)とおすすめ書籍について触れていきます。
始める前に、今から身に着けるスキルがどう仕事に直結するのか?その価値は?というところが疑問になってくると思います。
最初に:WEBライティングスキルの市場価値
現在(2021年)のWEBライティングスキルの市場価値は結論から言いますと、十分にあります。
また今後の市場価値(先5年)も形は変われど十分存在すると僕は予測しています。
理由は以下のとおり
1.クラウドワークスなどではひっきりなしに案件が出ている
2.アフィリエイト市場は今後も伸びる傾向にあるとの予想が広告会社より出ている(2023年の予測まで) 3.数年前からオワコンといわれるブログでも、Googleの方針に沿った運営をすればまだまだいける 4.動画や音声の時代でも、結局はコンテンツ内に盛り込むライティングが必要になってくる |
上から順に少し解説します。
1.クラウドワークスなどではひっきりなしに案件が出ている
例えば、以下のようにクラウドワークスで「文字単価1円」で検索してみると、普通に案件が出てきます。
こんな感じで、ブログ記事風の案件やSEOを意識したライティングなど多々出ています。
こういった案件にWEBライティングの知識は生きてきます。
2.アフィリエイト市場は今後も伸びる傾向にあるとの予想が広告会社より出ている(2023年の予測まで)
矢野経済研究所が2024年までのアフィリエイトの市場動向を発表していますが、下記WEBページを見ていただければわかる通り、例年右肩上がりで推移しています。
参考資料:アフィリエイト市場に関する調査を実施(2020年) |
アフィリエイトではWEBコピーライティングなどのWEBに特化した文章法を用いて、商品を売っていきますから、WEBライティングの知識をこの市場動向に合わせて生かしていけると思います。
ただあくまで予想のため、絶対というわけではありませんが・・。
3.数年前からオワコンといわれるブログでも、Googleの方針に沿った運営をすればまだまだいける
ブログがオワコンというのは、もう十年前くらいから言われていることですが、今だに収益を上げている人がいるのはなぜでしょうか。
それは、時代のニーズを読み、Googleの方針に沿った誠実なコンテンツを発信しているからです。
検索エンジンの90%はGoogleの現代において、Googleの提唱するSEO方針を守らない手はありません。
それは何かというと
・E(Experitise)専門性:サイトは、より深い専門的な方向でコンテンツを作っているか
・A(Authoritativeness)権威性:運営者に権威性はあるか(SNSのフォロワー数/職業/能力)など ・T(Trustworththiness)信頼性:運営者は社会的信頼性がある人物・団体か(コンテンツの信ぴょう性を担保する要素はあるか) |
現在では、この3項目が特に重視されています。
ブログや企業のサイトなどでWEBライティングをする際にも、これらの要素を加味しながら記事を書いていく必要があります。
4.動画や音声の時代でも、結局はコンテンツ内に盛り込むライティングが必要になってくる
今は動画や音声コンテンツの時代にシフトして、文字のコンテンツは古くなってきているという印象をお持ちの方も少なくないと思います。
しかし、その動画や音声コンテンツの中でも、文字起こしや動画のサムネイル、まとめ動画の解説など、どこかしらで文章コンテンツは残っています。
またそういった文章の中にも、WEBセールスライティングなどのテクニックが盛り込まれていて、クラウドソーシングなどで原稿執筆の案件もあります。
こういった側面を見ても、まだWEBライティングのスキルは価値があると思っています。
WEBライティングの学習におすすめの本7選
前述が長くなりましたが、ここからWEBライティングにおすすめの本7選を紹介していきます。
この7冊は僕が実際に読んでみて、有益かつ実践に役立つ内容満載だと感じたものです。
沈黙のWebライティング
WEBライティングを学ぶ格好の良書として、かなりの評判がある1冊です。
そこそこ分厚い本ですが、漫画形式になっていて、ある温泉旅館がコンサルタントと共に自社WEBサイトを改善して、売り上げを伸ばしていく様が描かれています。
要所要所でWEBライティングの基礎となる重要な解説があり、そのノウハウはブログでも企業サイトでも使えるテクニックが凝縮しています。
なにより流し読みしながら学べるので、文字壁が苦手な人でも苦労しません。
10倍売れるwebコピーライテング
株式会社ルーシーが運営するWEBマーケティングメディアの「バズ部」が発出した、きっちり商品を売っていくための、WEBコピーライティングの手法がわかりやすく記されています。
キャッチコピー → ボディコピー → クロージング → 追伸
このモノを売る過程をどう攻略したらいいのか?をそれぞれのパートに分けて書かれていて、本を読みながら自分で実際にコピーを作りながら学ぶことができます。
少ないページ数で読破のハードルが低い上に理解しやすいので、WEBライティングで稼ぎたい人は必読の1冊です。
いますぐ書け、の文章法
ウェブ・セールスコピーの法則
アメリカのコピーライターである、マリア・ヴェローソが発出した、文章で商品を売るための最強バイブルです。
WEBコピーライティングの設計図と、ステップメールによるDRMマーケティングまで深堀りした内容となっているため、内容はかなり濃いです。
人間の心理学的視点から、どう文章を構成するか?といった論理的な解説のため、少し難しく感じてしまうかもしれません。
ただ文中にあるコピー例を写経するだけでも、売れるコピーを書く練習ができると思います。
流行りのテクニックではなく、より幹の太いライティングを身に着けたい方は必読の1冊です。
1秒で刺さる書き方
文章を書く時の姿勢や、読み手に取ってNGなことなど、「読まれて且つ読者の利益になる文章」を書くために68の項目で解説されている本です。
読者にとって有益であることは大事ですが、「エモーショナルライティング」といわれる人の感情に刺さる書き方もWEBライティングでは重要です。
項目別に内容が進んでいくので読みやすいですし、自分の文章に対する認識の誤りを補正してくれる1冊になると思います。
ステーキを売るなシズルを売れ!
この本は、WEBライティングのテクニックについての本ではありませんが、セールス視点で見たときに、本書の内容は文章にも応用できると思ったので挙げました。
お客さんは高いモノ自体を買っているのではなく、手に入れた先の結果を買っているというのが結論ですが、これは文章でモノを売る時も同じで、「商品を手に入れた先の結果を克明に想像させる」ことが大事ということです。
この本の内容を自分の文章にどう反映させるかを考えると、ライティングスキルは一段とアップするかと思います。
人は感情でモノを買う
これもWEBライティングの本ではありませんが、人間がどんなプロセスを経てモノを買うのか?ということを解説した本です。
お客の感情を引き出すトリガーや、人はストーリー性のある話に惹かれるなど、人間の行動分析について細かく書かれているため、WEBライティングのみならず、WEBマーケティングにも使えます。
ある意味、心理学的な面も学びながらセールステクニックを学ぶことができるので、本書に書いてあることを文章に落としこんでいけば、かなり売れる文章が出来上がってくるでしょう。
ただこう書けばいいよ!というのはないので、自分で工夫する必要はあります。
WEBライティングの効果的な学習法
最後にWEBライティングを学ぶコツについて軽く触れておきます。
本を読んで実際に書き続けること
結論としては、「最初はとにかく量をこなすこと」です。
結局、根性論かい!って思われた方もいるかと思いますが、WEBライティングはある程度、体で覚えていく面もあると僕は思っています。
単純に文章に慣れるという面でも、最初は質より量がどうしても必要になってきます。
例えば、WEBコピーライティングを学ぶときには
1.本を一通り読む
2.本の中に書いてあるコピーの例文などを写経する(何度も写し書きしてみる) 3.コピー作成の流れや必要な要素が大体掴めてきたら、今度はオリジナルのコピーを作ってみる 4.書き慣れてきたら、クラウドワークスなどで案件を受注してみる 5.後、実案件を受けながら自身のスキルを改善していく |
このような流れで、実践を織り交ぜながらやると覚えてくると思います。
ブログ運営にしても、他のことにしてもいきなり完璧にはできないし、うまくいかないことがほとんどです。
WEBライティングにしても、一朝一夕でどうにかなるものではないので、毎日1つでも新しいスキルや知識が身について前進すればいいです。
僕もまだまだ、WEBライティングの知識に毛が生えたレベルなので引き続き学習を実践しています。
以上、長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。