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冬が旬!サワラをショアジギングで狙うときのタックルを解説するよ

冬にショアから狙える数少ないターゲットと言えば、日本の食卓によく並ぶご存じサワラ。

この記事を書いてる今の時期、僕がよく狙いに行ってる魚です。

60cm以上の大型化したものをサワラ(それ以下はサゴシ)といい、青物特有の引きの強さと食べても大変美味しい魚であります。

 

今回はそんなサワラをショアジギング・ショアプラッギングで狙う際のタックルやおすすめルアー、釣り方を解説していきたいと思います。

■この記事の内容■

・サワラクラスを狙う最適なシーズンはいつ?

・サワラをショアから狙う際のタックルセッティング

・サワラに効くおすすめルアー

冬に旬なこの魚を是非狙ってみましょう。

サワラクラスを狙う最適なシーズンはいつ?

秋にはサゴシクラスが各地でよく釣れだしますが、サワラクラスの大型が釣れだすのは12月~3月の冬の期間が多いです。

水温が下がる冬の時期には、深場を回遊していたサワラも沿岸部のシャロ―エリアを回遊してくるらしく、その時がショアジギングで狙うタイミングになります。

どんなところがポイントになりうる?

これは、他の青物狙いの時と同じです。以下にまとめます。

・潮通しのいい堤防の先端付近や、外洋に面していて潮目が堤防に沿ってできるようなところ

・河口が隣接する堤防など、小型のベイトが集まるような条件がそろったところ

・地形に変化のあるサーフ

・潮通しのいい外洋に面した地磯

概ねこういったところは全てポイントに成り得ます。

他の魚も一緒ですね。

また水深がないといけないか?といった疑問もありますが、別に水深5mとかのシャロ―エリアでも釣れます。

ベイトの有無、潮の感じなどの条件で、回遊があるかないか?というところがキーポイント。

サワラをショアから狙う際のタックルセッティング

ではサワラをショアジギングで狙う時のタックルセッティングについて解説します。

以下、僕が普段使ってるタックルを挙げていき、推奨されるタックルを上げていきます。

ロッド

【シマノ】コルトスナイパーXR S96MH

 

このロッドの表記はMHですが、他社Hクラスと同等か更に1ランク上といった硬さだと思います。

MAX90gまで背負えるスペックと、10kgクラスの青物を浮かすバットパワーを秘めているため、サワラには少しオーバースペック気味ですが、余裕を持ったファイトができる意味ではあってもいい硬さだと思ってます。

もしブリがヒットしても安心感がありますし。

他におすすめのロッドは?
・【シマノ】コルトスナイパーSSのM~MHクラス

・【シマノ】コルトスナイパーBBのM~MHクラス

・【ダイワ】ジグキャスターMXのM~MHクラス

・【ヤマガブランクス】ブルースナイパー のMクラス

基本的にショアジギングロッドのM~MHクラスを選ぶようにしておけば間違いないです。

ブリ系と違ってサワラは瞬発的な走りはブリ系より上?と思うほど強いことがありますが、持久力はあまりなく、いつまでも走りまわる感じの引きではない傾向があります。

なのでショアジギタックルのライトめなもの、強めのシーバスロッドで十分事足りるという感触です。

リール

【ダイワ】ブラストLT6000D-H

 

ダイワのLT(LIGHT TOUGH)で軽く強くというコンセプトのリールです。

ブラストLT6000D-Hは実売25000円ほどで、そこそこリーズナブルな部類に入りますが、メタルボディによる高剛性とアルミマシンカットデジギアで滑らかかつパワフルな巻き上げが魅力です。

全てをオールラウンドにこなすならハンドル一回転の巻取り量が多いハイギアタイプがおすすめです。(ダイワならH、シマノならHGと表記されます)

この番手はPE3号が300M巻き、最大ドラグ力12kgでショア青物狙いには十分なスペック。また外観のカッコよさもお気に入りですね。

他におすすめのリールは?
・【シマノ】ツインパワーSW 5000~6000番

・【シマノ】】20ストラディックSW 5000番~6000番

・【シマノ】スフェロスSW 5000~6000番

・【ダイワ】16ブラスト 3500番~4000番

・【ダイワ】レグザLT  5000~6000番

ダイワ・シマノの中でいうと、中堅クラスのリールを選んでおけば問題ないです。

ステラやソルティガなど、ハイエンドリールでないと獲れない魚ではないですし、中堅クラスのリールなら汎用性も高く、ショアから狙える魚は大体獲れると思います。

ご自身の予算、趣向に応じて、2万~5万円の間のリールを選べば長く使えるでしょう。

PEライン(道糸)

【DUEL】スーパーエックスワイヤ8 2号~2.5号

 

DUELから発売されている8本撚りのPEラインです。

コーティングが落ちにくく、真円性が高いのでキャスト時のライン放出がよくルアーがよく飛びます。

300M巻きで実売3000円(税込)くらいで強度も充分、トラブルも少ないのでヘビロテしてます。

 

他におすすめラインは?
・【よつあみYGK】Xブレイド スーパージグマン X8

・【シマノ】OCEA  EX8 PE

・【モーリス】VARIVAS アバニジギング10X10

・【ダイワ】UVF ソルティガデュラセンサー8+Si2

こちらの2~2.5号がおすすめです。

強度面を重視して8本撚りのPEラインをおすすめします。

PE1.5号とかでも大丈夫っちゃ大丈夫ですが、不意には走られることも考慮すると2号以上あった方がベスト。

あまり太いと飛距離や感度の低下が起きるので注意です。

上に挙げたラインならばどれを選んでも使いやすく、強度面でも心配はありません。

中でも【よつあみYGK】Xブレイド スーパージグマン X8は価格も安めでトラブルも少なく愛用者も多い商品です。

リーダー

【モーリス】VARIVAS VEP SHOCK LEADER 40ポンド

 

モーリスから出ている高耐久・高耐摩耗性が魅力のソルトゲーム用ショックリーダーです。

基本的にフロロの方が根ズレにも強いし、アタリの感じもわかりやすいのですが、ナイロンでもテトラ際の攻防で思ったより深い傷がつきにくいので、気に入って使っています。

基本的にメタルジグの場合はフロロカーボン、その他プラグ類の場合はナイロンという風に使い分けるといいでしょう。

 

他におすすめのリーダーは?
・【シマノ】OCEA LEADER EX Fluoro

・【モーリス】VARIVAS Ocean Record SHOCK LEADER

この2つがおすすめです。

そこそこの規模の釣具店なら大体置いてますし、号数のラインナップも多く使いやすいです。

サワラは歯が鋭く、フロロ18号とかでも切られるときは一瞬です。。

僕は基本的にジグの動作を損なわない範囲(10号~14号)の間にとどめています。(ブリ系と同じセッティング)

サワラに効くおすすめルアー

ではサワラに効くおすすめルアーをいくつか挙げておきます。

定番のメタルジグを始め、ミノーやシンキングペンシル、鉄板バイブなど様々なルアーが効果があります。

メタルジグ編

【ジャッカル】ビッグバッカ―ジグ

【ジャッカル】ビッグバッカ―ジグ スライドスティック

こちらはジャッカルから出ているリアバランスタイプ(上)とセンターバランス型(下)のジグです。

どちらもロッドワークに対して鋭いアクションを示し、リアクションバイトを誘いやすい特性は、サワラにも有効。

もちろんただ巻きでもヒラヒラアクションを示すため、スロー気味に釣りを展開するのもOK。

【メジャークラフト】ジグパラ

こちらはショアジギングのスタンダードとしておなじみのジグパラ。

センターバランス型のフォルムがどんなアクションも許容するので、当然サワラにも効果あり!

 

重いウエイトでも引き抵抗が軽いのでしゃくり疲れないので、必ず1本は持っておきたいジグです。

ミノー編

【ジャクソン】ピンテールサワラチューン

ジャクソンから出ている、サワラ・サゴシ専用設計のミノーです。

タダ巻きだけで、プルプル泳ぐ姿勢が本物のベイトの動きを演出し、サワラのリアクションバイトを誘います。

もちろんサワラだけでなく、他の青物やシーバスもつれるので、魚種問わず使えるルアーです。

 

【ダイワ】ショアラインシャイナーZ セットアッパー125S-DR

シーバス用に開発されたミノーですが、幾多の青物師から絶大な信頼を得ているのがこのセットアッパー。

特に関西圏では「セットアッパーにだけ反応する」という逸話を聞いたことがあります。

軽めのウエイトでも重心移動システムにより、遠投が可能で最大2Mまで潜水可能なので、堤防際の中層まできっちり攻められます。

 

またシーバス用に開発されているので、青物を狙う際はフックを交換したほうが良さそうです。

おすすめはがまかつのトレブルフック SPーMHの5番が刺さりもよく丁度いいかなと思います。

 

鉄板バイブ編

【ジャッカル】ビックバッカ―107HW 

鉄板バイブ系もサワラにはよく効きます。

こちらのビッグバッカ―は投げてただ巻きで青物を引きずりだす名ルアーとなってます。

 

ジグでは出せない波動アピ―ルは遠くにいるサワラを引き寄せ、反射食いを誘発できるので、釣りの幅を広げるためにも持っておきたいですね。

使い方はただ巻きオンリー。

ミスバイトも少なくなり、3つのフックでバラス確率も大幅に減るので、かなり強力な助っ人になってくれます。

 

 

以上が、サワラを狙う時の基本タックルになります。

数は出にくいが、一発大物の可能性があるこの釣りに是非とも挑戦してみましょう。

 

では最後まで読んでいただきありがとうございました。

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