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【解説】ショアジギングのPEラインの選び方とおすすめ商品6選

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ショアジギングで使うPEラインだけど、いろんな種類があるし、値段もピンキリ。。 ベストな選び方や、おすすめの商品を知りたい!
こんな悩みに釣り歴22年、ショアジギング歴3年の僕が答えていきたいと思います。
結論、魚と釣り人をつなぐラインについては、妥協しない方がいいというのが僕の意見です。
とはいえ、いたずらに高い商品を狙えばいいというわけではありません。
■この記事の内容■
・ショアジギングで使うPEラインの選び方

・フィールド別・対象魚別の最適なPEライン太さまとめ

・ショアジギングにおすすめのPEライン6選

この記事が安心できるラインシステムの構築に役立てれば幸いです。

ショアジギングで使うPEラインの選び方

まずはショアジギングで使うPEラインの選び方をまとめます。

長時間重いルアーをフルキャストを繰り返し、釣れる魚の引きも強い。となればラインにかかる負担も必然的に強くなります。

そのため、ライン選びをきちんとしておくと、トラブルを軽減したり魚を確実に獲る可能性を高めてくれます。

PEラインは8本撚りを基本にしよう

PEラインには繊維の撚りが4本8本・・・最大16本とあります。

撚り数が増えれば増えるほど、強度と糸ヨレが起きりにくくなりトラブルが少なくなります。

 

その中でショアジギングのメインとして使うなら、価格と使用感、強度が丁度いい8本撚りを僕はおすすめします。

 

4本撚りは価格も安く手に取りやすいですが、長く使う事を考えたら、僕はおすすめしません。

またキャストフィールも8本撚りのほうが良いです。

4本撚り 8本撚り 16本撚り
価格
強度
糸ヨレ
結束強度

単純に比較してみると、こんな感じ。

8本撚りは全てのバランスに長けています。

 

実際に僕は8本撚りオンリーで使っていますが、トラブルレスで実用強度も問題ありません。

フィールド別・対象魚別の最適なPEライン太さまとめ

次にフィールド別・対象魚別に最適なラインの太さをまとめます。

PEラインは製品によって同じ号数でも強度に多少の開きはありますが、同じ撚り数ならそこまで差は開きません。

 

<フィールド別の目安>

サーフ 1.5~2号
地続き堤防 1.5~3号
沖堤防 2号~4号
地磯 3号~5号
沖磯・離島 3号~6号

以上がおおよその目安です。

基本的には根が入っているような場所ほど、強引に魚を寄せることが必要になってくるため、ラインを太くする必要がありますが、あまりに太いと飛距離が落ちます。

 

僕は堤防なら2号~2.5号、地磯ならPE3号を基本的に使っています。

ただ10キロを超えるような大型青物や80cmを超えるようなヒラマサやカンパチを狙う場合、PE4号~にした方がいいでしょう。

特にヒラマサの場合は、最低でもPE4号からという人もいます。

 

<魚種別の目安>

魚種 ハマチ メジロ~ブリ カンパチ ヒラマサ サゴシ・サワラ
PEライン太さ PE1.5~2号 PE2号~3号 PE3号~6号 PE3号~6号 PE1.5~2.5号

ショアジギングで釣れる魚種の中で、一番良く引く青物を基準に目安を出してみました。

ブリのようにあまり根に潜らない走るタイプの魚なら割と細目で良いですし、ヒラマサのように根に猛突進するタイプの魚なら、ゴリ巻きするために高強度のラインが必要になります。

 

またシーバスやヒラメもショアジギングでよく釣れますが、これらの魚はハマチと同じで大丈夫です。

 

ロッドが許容できるPE太さを確認しておこう

こちらも気をつけていかなくてはならない部分。

ロッドのバット部分や購入時のケースに使用できるPEライン太さの上限が記載されているので、確認しておきましょう。

 

これを無視して太すぎるラインを使うと、キャスト時にラインのガイド抜けが悪くなり、トラブルや飛距離落ちが発生します。

さらにロッドの背負える負荷以上に強いラインを使うと、ドラグを最大まで締めて曲げた場合、破損してしまう可能性もあります。

ショアジギングにおすすめのPEライン6選

では、ショアジギングにおすすめのPEラインを紹介していきます。

使いやすさもそうですが、好きなブランドもあると思うので、自分の所有欲を満たす製品を買って使い倒して下さいね。

よつあみYGK  エックスブレイド スーパージグマンX8

よつあみから発売されている、ショアジギング・ジギング専用のPEラインです。

ショアジギアングラーの中でも特に人気の商品となっており、価格・強度・トラブルの少なさ等、全てのバランスに優れたラインになってます。

実際に使ってみても、ライントラブルはほぼ皆無ですし、強度も問題ありません。

性能の割にコスパに優れた商品だと思います。

ダイワ UVF ソルティガデュラセンサー8+Si2

ダイワから発売されているショアジギ向けのPEラインです。

引張強度もさることながら、耐摩耗性に優れているというのが大きな特徴。

基本的には他社PEと比較しても平均的な性能という感触ですが、コスパも良く決定的な欠点もないので使いやすいラインといえます。

また価格も3号300M巻きで3000円ほどと8本撚りラインとしてはリーズナブルです。

DUEL  SUPER X WIRE8

DUELから発売されているショアキャスティング・ジギング向けのPEラインです。

独自のH.I.P製法により、原子同士の密着性を高め高強度化と耐摩耗性を強化したラインとなっています。

またコーティングが割と強く、色落ちしにくく新品時のキャストフィールが比較的長持ちします。

値段も手ごろながら、本格的なショアキャスティングラインとしておすすめです。

DUEL  HARDCORE8

DUELから発売されている高強度のPEラインです。

マイクロピッチブレイデッド製法という技術により、原糸同士の密着性を高めしなやかに仕上げられているため、結束強度を高く保てるのが特徴です。

シマノ OCEA PE EX8

シマノのオシアブランドから発売されている、ショアジギング・ジギング専用PEです。

プロ御用達のハイエンドモデルで、号数の範囲ごとに異なる特性を与えられています。

~2.5号までは感度重視、3~4号は伸びを抑えたマルチに活躍する特性、5号以上は「トラブルレス」「衝撃吸収」「超高強力」という特性を与えられています。

タフクロス工法という独自の高強度化技術で、かなり強く仕上げられているため、大型魚のパワーファイトも問題なくこなすタフラインです。

実売価格は300Mで7000円くらいからと高めですが、性能は折り紙付きです。

VARIVAS アバニジギング10x10 マックスパワーPE X8

バリバスから発売されている完全8本撚りのジギング専用PEです。

独自の10Mx10色のマーキングでルアーの飛距離や水深、ヒット時のタナなどがわかりやすくなっています。

また強固なコーティングが滑らかさと高耐久性を実現しています。

 

以上が、ショアジギングにおすすめのPEラインとなります。

トラブルの少ない高強度なラインを使うことでストレスのない釣りができますし、確実なキャストを繰り返すことによって釣果が伸びるので、ラインはきちんとしたものを選んでいきましょう。

 

では最後まで読んでいただきありがとうございました。

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