20代前半も終わり、25歳を過ぎてアラサーといわれる年齢に近づきつつある今。
決して、毎日がきついばかりじゃないのに、なぜか人生詰んでる感がある。。
以前より価値観が変わってきているし、楽しかったものがだんだん楽しめなくなっている。。
いったい、この感情は何だろうか?
20代前半を終え、20代後半という新たなフェーズ(人生の迷走期)に突入した悩み多きあなたへ書きます。
この記事の内容
①20代後半で訪れる人生詰んだ感の正体
②その気持ちにどう対処していくか? |
この2本立てで深堀りしていきます。
この記事を書いてる私は、現在26歳。
自身が経験した&今も経験しているこの感情について、冷静に考えながら解決策も考える記事にしていきたいと思います。
20代後半で訪れる人生詰んだ感の正体
結論、人生の四半世紀を生きた25歳から35歳までのあたりで襲ってくる、不安感・絶望感を
クォーターライフ・クライシス(Quarter life crisis)
と呼びます。
私自身が襲われた感覚をググってみた結果、専門用語があることがわかりました。
ではこの時期が来ると、どんな感情に襲われるのか?を整理したいと思います。
1.20代前半の勢いが消沈していく違和感
クォーターライフ・クライシスに近づいてくると、20代前半の頃の勢いが低下していきます。
・眠くても疲れていても、遊びにでたい欲求
・若気の至りと衝動買いに走る(何度も) ・流行に敏感で、常に新しいものを追いかける |
挙げればキリがないので、このくらいで。
私も上記のとおりな勢いはあったと自負してますが、今ではそこまで活発に動く気になれません。
もちろん遊びたい欲はあっても、夜通しオールとか朝まで飲みとかに興味が沸かなくなっているのです。
これが25歳(今から1年半くらい前)は違和感でした。
その代わり、安定した長く続けられる活動や、上質な趣味が欲しいと思うようになりました。
これが、価値観の変化なのかな?と思います。
2.自分は今まで何をしてきたんだろうか?という疑問
25歳を過ぎてから、強く感じることとして、
自分は今まで、何をしてきたんだろう?20歳の頃に思い描いた自分とは違う(大体想像より悪い)し、自分ホント雑魚だな。。 |
こういった、負の感情にさいなまれた経験が、あなたにもあると思います。
特に以下のようなバックグラウンドがある人ほど、このロジックにハマりがちだと思います。
√.学生時代に勉強もサークル活動も全力で取り組んだ
√.将来をしっかり考えて受験や大学選びを頑張った √.友人や恋人との楽しい時間、苦い思い出もたくさんある √.若い時の海外旅行などで、積極的に視野を広げてきた |
このように、多感な時期に多くの経験をしてきた人、いわば充実した人生を送ってきた人ほど、理想とした未来と、今の現状のギャップに苦しむことになるのです。
3.先が見え透くことの弊害
今までの人生経験から、今後の展開を予想できすぎてしまって、心から楽しめない苦しみのに襲われるのもクォーターライフ・クライシスの特徴といえると思います。
一つ例を出します。
26歳のAさんは大学を卒業して早4年。自分の得意を生かして働けるだろうと期待して新卒入社した会社で頑張っているが、最近自分の将来にひどく危機感を持っている。
何だか最近は、飲みに行ってもストレスの根が枯れるわけでもないし、訳の分からない不安感に襲われている。。。旅行の誘いすら気だるく感じてしまうなあ。。 そんなメンタルなAさんでした。
ある休日、大学時代でよく旅行に行っていたBさんから遊びのお誘いラインが来ました。 【突然だけど今日暇?○○に弾丸ドライブ行かん?】
Aさんは楽しそうだな!と思いつつも、心からワクワクしていない自分に気づくのでした。 「昔はあんなに面白かったのに….」と。 |
20代前半というのは、経験することすべてが未知で、ワクワクすることの連続だったと思います。
しかし、20代後半ともなると、ある程度自分の本当の感情や、世の中のブラックな部分を知ってくるので、先を見越して全力で楽しめない現象が起こるのです。
その気持ちにどう対処していくか?
ではクォーターライフ・クライシスの時に起こる感情に対して、どう対処していくか?を考えていきたいと思います。
私も真っ只中なので、こうすれば完璧!というのは言えません。
そしてすべての人に有効な対処法は存在しませんので、悪しからず。
1.変化する自分を受け入れる
まずは変わりゆく自分を受け入れることが大切だと思います。
最初は自分の趣味嗜好が変わったり、今まで確固たるポリシーがあって生きていたとしても、途中で価値観が変化するのは仕方ないことなのかなと。
そんな時に、変わる自分は変だ。とか周りと違うからといった理由で、現状維持をしようとするのは愚の骨頂といえます。
自分の人間的成長の自然な摂理を乱してしまうからです。
成長に伴う必然の痛みという風に捉えて自分を受け入れていきましょう。
2.周りや上司の意見ではなく内なる感情にフォーカス
クォ―タ―ライフ・クライシスに陥った時、人生に指針について考える時に気をつけてほしいのが、周りや会社の上司の意見を鵜呑みにしないことです。
例えば仕事のことで自分一人で悩んだ時に、周りに相談したら大体、
会社の上司:辞めずに頑張るべきだ。そんな理由で辞めたらどこ行っても活躍できない。
周りの知り合い:今の会社辞めたらもったいないし、今以上にいいとこが見つかる保証もないでしょ?ましてや起業なんてリスキーだし、やめといた方がいいんじゃない? |
みたいな非生産的な意見しか返ってこないのが普通です。
「あなたのためを思って」と情に訴えかけられても、結局は言う側のエゴを押し付けているだけ。
こういった実のならない意見を見極め、自分はどうしていきたいか?を最優先していくことが今後の時代を生きていく上で非常に重要になってきます。
3.メンターとなるべく人を見つける
この部分はまだ私も不完全です。てか全くできていません。(笑)
ですが、できた方がいいと分かっているので、章に入れてます。
クォ―タ―ライフ・クライシスに陥りやすい人の特徴として、「人生に対して真剣で、思慮深い人がなりやすい」という風に感じます。
困ったらまず自分で調べ考え、解決策を見つけるクセが身についているので、反面一人で抱え込みやすいというデメリットがあります。
※私がその傾向にあるので…
ですが人間、多くのことを一人で抱え込めるほど強くはありません。
誰かの小さな助言や、アドバイスで救われることはよくあります。
クォーターライフ・クライシスの時期の悩みに落ちたら、その経験者に相談するのも手です。
もちろん、自分よりは年上の方が大半になるでしょうから、勇気もいります。
ハードルが高い課題ではありますが、親切丁寧に話を聴いてくれる人に出会う努力も必要なのかなと思います。
4,少しずつ行動してみる
クォ―タ―ライフ・クライシスの時期は本当に気力が低迷しやすいです。
もちろん四六時中という訳ではありませんが。
ですが、小さなことでも動かなければ前進しないのは事実。
正論を押し付ける感じになりますが、事実なので書きます。
そこで具体的にどんなアクションを取っていけばいいかというと
①本を読んで、教養を身につける
②うまく行かなくても、副業など新しいことを始める |
現状、私がアドバイスできるとしたらこの2つ。
まず本を若いうちから読む習慣をつけるのは本当に大事です。
ネットの浅い文章ではなく、著者が寝る間も惜しんで考え抜いた、アツい文章を読むことで、自分の価値観に変化が起きるからです。
私も本のおかげで価値観が変化した人間の一人です。
生きていく中で是非読んでおきたい本が知りたい方は以下の記事で↓
合わせて読もう:20代が読んでおくべき自己啓発本まとめ【学ぶ理由も解説】 |
あとは新しいチャレンジです。
今の会社に疑問を持っているなら、うまく行く行かないは置いておいて、サイドビジネスを始めましょう。
何か自分で新しい価値を創造したという経験は一生の財産にしかならないと思います。
新しいチャレンジに関しては以下の記事をどうぞ↓
あわせて読みたい:会社に頼らず個人で稼いでいく3つの方法【選択は重要】 |
以上が、25歳を超えたあたりから経験する絶望感の正体と、その対処法です。
私もまだ不完全な部分が多いので、新たな発見があったら更新します。
ではこのあたりで終わります。