ブログで日々、記事を更新しているが、なかなかうまく書けない。
特にwebでの文章はどういった書き方がいいのか?SEO対策となるライティングはどんなものなのか?
どうやったらうまく書けるのか?
さっぱりわからないので、有益な書籍があれば知りたい!
こういった悩みに対して記事を書いていきます。
◾️この記事の内容
・ブログのライティング力を上げるおすすめ書籍4選
・本の内容の生かし方 |
このテーマで深堀りしていきます。
またWebでの文章の書き方、本の内容をどう自分のコンテンツにフィードバックしていけば良いのか?というところまで紹介します。
ブログ/Webでのライティング力を向上させたい方は一読してみてください。
ブログのライティング力を上げるおすすめ書籍5選
それでは早速、ご紹介していきます。
ブログだけに限らずWebライターとしてのスキルを高めるためにも役立ちますので、ネットでの文章テクニックを煮詰めたい方は必読です。
初心者から中級者まで、読みやすく学びやすい本をピックアップしました。
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘
著者:松尾茂起(まつお しげき)氏
Webに特化した文章の書き方、考え方について漫画のストーリー形式で学べる本です。
主にSEO対策に特化した、検索エンジンに評価されるライティングテクニックを学ぶなら外せない1冊。
分厚いので、漫画部分はサラッと読み流し、テクニックについて述べられているところはじっくり読みこんでいきましょう。
☆本書の学習ポイント★
①SEOを意識したコンテンツを作るコツ
②独自の価値(USP)を活かすコンテンツ作りの肝 ③相手に伝わるわかりやすい文章を書くコツ |
特に最初はこの部分を意識して読んでみましょう。
いますぐ書け、の文章法
著者:堀井憲一郎(ほりい けんいちろう)氏
文章テクニックと文章に対する考え方を変えるための本です。
上手く書きたいのに書けない..という悩みに対して、なるほど!と思わせる考え方、著者自身の、文章の実例などが紹介されています。
テキストで情報発信したり、文章をお金に変える仕事をしようと思っている方は必読の一冊です。
☆本書の学習ポイント★
①プロとアマチュアのライティングの差とは?
②文章は読者ファーストでなければいけない ③1000人に向けた文章ではなく、たった一人のために書くこと |
1秒で刺さる書き方 伝わらない文章を劇的に変える68の方法
著者:中谷彰宏(なかたに あきひこ)氏
自分の書いた文章がなかなか人に伝わらない..
文章を書く上での悩みを解決する68の方法が詰め込まれた1冊です。
それぞれのテクニックに沿って、丁寧に深堀りして解説されているので、飛ばし読みもしやすく読みやすいです。
☆本書の学習ポイント★
①価値のある文章の書き方
②ブログを書いても書いても読まれない→解決策 ③人の心を動かす文章の書き方とは何か? |
ブログを運営しているなら、繰り返し読み込むことで、かなり文章が変わってくると思います。
20歳の自分に受けさせたい文章講座
著者:古賀史健(こが ふみたけ)氏
文章の構成について細かく学べる本です。
真新しいというよりは基本を学ぶ感じ。
ブログ記事でも最初に構成を固めておかなければ、ライティングそのものの工数が跳ね上がりますし、論理も破綻する可能性が高いです。
また構成は伝わる文章の基本として必要になってくるので、この本でしっかり学んでみてください。
☆本書の学習ポイント★
①文章の基本を学ぶ(文法などのおさらい)
②書くことに対しての価値観を変える |
10倍売れるWebコピーライティング
著者:成毛眞(なるも まこと)氏
売れる文章には確固たる法則があり、科学であると証明しているのが、こちらの本。
人間がモノ・サービスを購入するまでのプロセスに沿って、決まった文章の構成を行うことで、どんなものでも売ってしまうセールスレターを
書くことができます。
一人一人の個性や天性のセンスに依存することなく、セールスコピーの型を、ページの途中に現れるワークシートで実践しながら学ぶことができる、素晴らしい名著です。
分厚い本ではなく、薄い1冊でかなり内容は凝縮されています。
☆この本の学習ポイント★
・必ず売れるセールスコピーの構成
・ワークシートによる上記の実践練習 |
ズバリ、これだけです。 至ってシンプルで本質的。
必要な情報を相手に伝えて、且つ売るための文章を書く技術において、読者が変な寄り道をしない工夫がされている親切さを感じる本だと私は思っています。
まとめ:この中から2冊くらいは自分の読みやすいと思うものを読んでみよう
以上の5冊がブログ初心者に向けたライティング本です。
事実、文章術の本はもっとありますが最初はこれらに絞っても十分、文章のレベルアップは図れます。
ちなみにこれらは上級者の方からも評判が高い本です。
Webライティングの基本的な書き方とは?
少し脱線しますが、付随してくる内容なので書いておきます。
原稿用紙の書き決まっているのと同じように、ブログをはじめWebでのライティングにも、ある程度の型が存在します。
そのポイントを少しまとめます。
また併せてこちらの記事にブログ運営に関するおすすめ書籍も紹介してますので、興味がある方は↓
参考記事:【必読】ブログ運営におすすめな本を紹介【厳選してます】 |
1.結論を最初に述べる
これを「アンサーファースト」といいますが、Webでの文章でも結論を先に述べるのがふさわしいです。
その理由は
①読者は1秒でも早く答えを知りたいから
②何の事象について書かれているかが明確 ③最も相手にわかりやすく伝わるから |
理想は
結論を先に述べる→理由を紐づけていく(逆ピラミッド型の文章構成) |
いきなり長々と前置きから話されて、結局何が起こったのかわかるのに時間がかかるようでは、正直イラっとしますよね。
まさにネットでの文章もそうで、読者はとにかく早く答えを知りたいのです。
「肉じゃが 作り方」とググって、単純明快に調理手順が出てくればそれで良いのです。
肉じゃがという料理が生まれたエピソードをダラダラと書いた文章は、その検索意図には含まれていません。
2.自分の主張に対しては理由をつけること
これもWebの文章だからといって、特別という事はないですが、重要事項です。
例えば、このシャンプーおすすめですよ!とだけいわれても具体的な理由がなければ、納得できませんよね。
逆に
このシャンプーおすすめですよ!
…理由は○○と○○で、これを使えば○○な効果が期待できます。 更に○○の研究機関で認められた頭皮への有効成分○○が含有されていて、地肌が弱い方でも遠慮なくお使いいただけます。 「証拠文献+公的機関データ」 |
ここまで踏み込んだ解説だと、ただオススメですと連呼されるより、信頼性も増しますよね。
これが、主張に対して理由をつけることの重要性です。
3.中高生にも伝わるレベルで
文章の難易度を中高生にも難なく理解できるレベルまで落とし込むことも、Webで伝わる文章として重要です。
ざっくりまとめると
①難解な漢字を使わない(漢字だらけだと読む気をなくす)
②専門用語を連発しない(読者へ知識を授ける目的なら、解説を必ず入れるようにする) ③適度に改行を入れて、文字壁を作らない(句読点ごとに改行すれば読みやすい) |
このような事に気をつけて書くだけでも、かなり読みやすい文章になってくると思います。
ネットでの文章は、サラッと読み流す方がほとんどです。
ましてや全文を読む方なんていないに等しい。
研究者の方が書くような論文のような文章は、大勢の読者にとっては読みたくない文章であるという事実を押さえておきましょう。
本での学習内容の活かし方
では本を読んだ後で、どう内容を自分のコンテンツにフィードバックしていけばいいのか?
参考書という前提で解説しますが、言葉にしても行動にしてもシンプル。
書かれていることを素直に真似る・パクる |
これだけです。
いわゆる、RPGゲームで攻略本を片手に黙々とステージ攻略していくイメージです。
とはいえ、全て真似ても状況によって真似しきれないのも事実。
いきなり文章術のノウハウの自分のブログで1~10まで当てはめようとしても至難の業。事実私もそうです。
そこで意識すべきは、「本の中で1つでも使えそうな事を探す」ことです。
例えば、Webマーケティングの手法として本で以下の内容を学びました。
①返報性の原理:他者から何か施しをうけると、自分も何か返さなければ!と思う心理法則
②単純接触効果:毎日接触していると、最初は興味なくても徐々に好意を抱いてくる現象のこと |
これをブログ運営に生かすとするなら
①返報性の原理→無料オファーなどでクオリティの高いコンテンツを読者に提供
②単純接触効果→SNSやブログの更新頻度を増やし、読者と近い距離を保ち続ける |
このようにテクニックをそれぞれの活動に合わせアレンジし使ってみることです。
レビューの高い参考書でも、全てのテクニックが現状の自分に合うなんてことはないです。
最もらしいアドバイスも、現状の自分にはちょっと早かったりすることもあります。
読んでもイマイチ理解ができないものもありますし、他人の成功事例を単にマネして自分も成功者に簡単になれるなんてことはありません。
人生のフェーズ(今どの段階にいるのか?)は人それぞれですからね。
本の内容を鵜呑みではなく、使えそうなテクニックや考え方があれば、
個別に生かして使ってみる→横展開できるものはないか探る→検証し結果に結びついているか確認する |
地道ですが、この繰り返しが重要なのかなと思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。