こんにちはyutaです。
僕は普段、会社勤めをしながら副業に打ち込んでいるのですが、いよいよ副業をやらざるを得ない時代に突入してきたかなと思っています。
時代背景として2017~現在(2019年)にかけて働き方改革だの副業を後押しする風潮が浸透してきましたね。
会社にいても昔の日本のように収入は増えていかないのに、税金はいっちょ前に搾取され、財布に閑古鳥が鳴く状況になってきています。
という訳で、これから副業を始めるあなたに向けて大切なマインドセットをお話していきます。
※マインドってテクニックやノウハウより結構大事だったりします。
国が一生守ってくれる時代は終わった
まず副業を始める前提として、会社の収入以外の財布が必要な時代に突入したからです。
戦後の高度経済成長期の日本では安定した会社に入り、堅実にサラリーマンをやっていくのが合理的な時代でした。
モノを作れば作るほどバンバン売れて企業は儲かった為。
しかし1980年代~1990年代初頭のバブル経済崩壊後、終身雇用の崩壊、企業の減収減益に伴い、従業員の給与は減少の一途を辿っています。
1.企業はすでに従業員を一生養えるほどの力はない
大企業は安定。
この常識が覆る出来事が2019年、たくさん起きました。
・日本トップ企業のトヨタ自動車(株)が終身雇用はできないと発表 |
そしてリストラを決行した大企業の一例
・日産自動車株式会社
・博報堂 ・セブン&アイHD ・キリン ・富士通 |
正直、こんな大手が?という感じですが現実です。
赤字だからという訳ではないのです。
トヨタ自動車株式会社社長 豊田章夫氏のメッセージ→終身雇用は難しい
決定打となるようなニュースですが、今の日本の雇用環境を映す鏡となっています。
2.人口形態の変化がもたらす社会保障費の増大
今の日本は言うまでもなく、超高齢化社会に向かって進んでいます。
団塊世代が75歳以上の後期高齢者になっているという状況から介護費用をはじめとした社会保障費は増加の一途です。
詳しくはこちら→日本の高齢化の実態(人口ピラミッドの変化)
この状況が意味するのは今の若い現役世代からお金をどんどん吸い取らないと、国の制度が破綻してしまいますよ。という暗示なのです。
3.小さくてもいいから何か始めることが重要
こういった国の背景から、最初は小さくてもいいから会社の給与以外の収入源を確保することが大事になってくるといえます。
いきなり成果を出そうとすると挫折してしまいますので、まずは本業と並行して進めることをおすすめします。
一日1時間とか数時間でもいいです。
できるかな?と考えたりノウハウを習得してから、とか準備しまくるんじゃなくて見切り発車ではじめてしまう。
この姿勢が大事です。
副業を始める前のマインドセット
副業を始める前のマインドセットについて触れておきます。
表面的なノウハウやテクニックはやりながら身につければ良いですし、最初にがっちり固められるわけでもありません。
僕もまだ完璧ではありませんが、大事にしておきたいことを書いておきます。
1.できる・できないは一旦置いておく
何か新しいことをやろうとすると、自分の中を巡る感情がありますよね。
・失敗したらどうしよう。
・自分には特別なスキルも何もない ・本業や家事が忙しくて時間がない ・続けられる自信がない |
人間は基本的に行動したくない生き物です。
やらなければいけないなぁ。と思っていても何故か手がつかず漫然と過ごしてしまう。
僕も正直、行動したくないなぁ。と思うことは多々あります。
しかしできない理由ばかりを考えるとますます行動できなくなるので、ここは感情をフラットに保つことを心がけましょう。
2.失敗は確実にする
副業をやってスムーズに成功させてお金を稼ぎたい。
お金を稼ぐためにやってんだから当然です。
しかし失敗は必ずします。程度の差こそあれ何かしらつまずくことはあります。
そこでくじけずやるにはどうしたらよいか?
うまくできたらラッキー。どっかでつまずくけど改善しながらやってこう。
半分開き直りですが、感情をフラットにして構えずやることが大事だと思います。僕もこんな感じで案外気楽に開き直りながら積み上げてます。
3.一つのことにこだわらない
副業にはいろいろやり方がありますが最初からこの方法でやっていく!と腹を括りすぎるのはしんどいので、自分に合ったやり方を模索していくのがいいと思います。
人によって得手不得手は様々です。
歌が飛びぬけて上手い人もいれば、バスケが飛びぬけて上手い人もいるわけで、苦手を無理に矯正する必要ありません。
トータルで見て自分の長所が生きる部分が多い方法を見つけていきましょう。
副業の種類と特徴を理解する
ここでは副業の種類と特徴を紹介していきます。
大きく2つのカテゴリに分けて考えることができます。
ただお小遣いが稼げるようになればいいのか?それとも自分のビジネスとして長期的に稼ぐ仕組みを作っていくのか?
こういった視点で考えると自分はどう頑張っていきたいか?が明確になります。
1.労働集約型
自分自身が作業した分だけ、収入につながる労働集約型の副業法です。
メリット:働いた分だけお金になる(一部例外あり)
デメリット:自分が稼働した分にしかお金にならない(時給感覚) |
大雑把にこのような特徴があります。
稼ぎ続けるビジネスの構築とかではなく労働を重ねて収入を得るタイプなので、収入がすぐ入る反面、収入にはある程度上限ができてしまいます。
でどんな方法があるかというと
・クラウドソーシング→企業や個人から仕事を受注し作業後納品で報酬GET
・せどり【物販】→商品を安く仕入れて高く売るビジネス(メルカリやAMAZONで転売) ・プログラミング→コンピュータのプログラム作成やコーディングを行う仕事(ある程度自由に働ける) |
他にもあるにはありますが、とっつきやすく即金化しやすいのはこの2つと思っています。
2.仕組み構築型
収入を生むビジネスの仕組みを作り、仕組みに稼がせる副業法です。
・メリット:仕組みができて軌道に乗れば自分が稼働しなくても稼ぎ続けられる。
・デメリット:0→1にするまでが苦しい。収益化のシステムができるまで収入が得られない |
ざっとこんな特徴があります。いわゆる経営者としてビジネスを構築し、オーナーになるということですね。
仕組みができて軌道に乗るまではトライ&エラーを繰り返し、伸び悩みを経験しますが、できてしまえば不労所得っぽく稼いでいけます。
当然のことながらこっちのやり方の方が長期的な収入につながるので、将来性があります。
でどんな方法があるか?
・アフィリエイト→自身のブログなどで広告主から紹介したい商品を売って報酬を得る
・Youtuber→動画コンテンツを公開し、広告収入を得る ・ブログ→アフィリエイトや自分の商品などを販売して収益を得る ・民泊(Airbnb)→空き家を貸し出し、宿泊施設として貸し出し収入を得る方法 |
今の時代は1万円起業の時代といわれるほど、手軽に自分のビジネスのとっかかりを作ることができます。
特にブログなんかはいい例です。
いきなり何百万の借り入れをして店舗を持って始めたりする従来型の起業は多くの人にとってはかなりリスキーです。
なので小さな起業を始める際に意識したいことは
・小資本で始められる
・在庫を持たない ・利益率が高い ・ある程度の収入が見込める ・本業や家事の合間できる |
このような条件を意識すると、リスクゼロです。
無理な借り入れは今時、NGです。
まとめ
今回は、副業を始める際に大切なマインドセットと副業の大きな2種類のタイプについてざっくり解説しました。
早く稼ぎたいあまりに小手先のテクニックばかり追いかけても挫折するのがオチです。
僕も早く稼ごうとして、テクニックテクニック!と焦った結果、自分の無力さに絶望し副業の継続をやめてしまった経験があります。
失敗は成功するまでの一つの階段と捉えるのか、自分はセンスないな、向いてない。と言い訳するのかでも最後の結果は違ってきます。
そのため、副業や新しいことを始める時には土台となるマインドセットの部分をしっかり固めていきましょう。
次の参考記事:【これから始める方へ】知っておきたい副業の方法を挙げてみる |