こんにちはyutaです。
最近、僕が考えていることの一つに貯金することは果たして、他のどんなことよりも大事なことなのか?
という命題があります。
現実問題として貯金があるに越したことはないですし、リスクヘッジという点では安心感を得られる行動だと思います。
しかし、本来何か目的を達成するために貯金するはずなのに、いつしか貯金して口座残高の数字を増やすことだけが目的となっている。
そして溜めたお金はどう運用するかを決めていない。
これでは意味がないと思っています。
なぜなら今の時代、(特に日本では)銀行の定期預金では概ね0.001%ほどの低年利ゆえに増えていかないからです。
またそれだけなく、ただ貯めこむだけで自己投資に回さないのであれば、自分の可能性も広げれないので、成長もストップしてしまいます。
こうなってしまってはただの死に金。 上手いお金の働かせ方とは言えなくなります。
そんなこんなで前置きが長くなりましたが、貯金だけを頑張るのではなく自己投資を頑張るといい理由を書いていきます。
1.普通預金ではお金がお金を増やしてくれない時代
昨今は3大メガバンクのみずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行でさえ多くの普通預金の金利が0.001%という超低金利時代です。
中には0.2%ほどを確保している銀行もありますが。
※銀行の金利については各webサイトで最新のものを確認してください。
仮に0.001%だと、100万円銀行に預けたとしても年間10円にしかならない計算。。。
これでは増えたとしても気づかないレベルですよね。または預金引き出しや振替手数料でマイナス収支になってしまいます。
少し歴史を振り返ると、バブル期末期の1991年では普通預金で3.22%、定期預金で最大5.78%にも上ったそうです。
今では考えられないですが、多く預金すればそれだけ見返りがあった時代です。
しかしバブル崩壊後の日本の金利の動向を見ると減少傾向の一途をたどっています。
中には一定の条件を満たして金利が0.12%くらいにまで上がる銀行のマネープランもあるようですが、数百万レベルの資金では、資産の構築という見方はできません。
具体的な数字を挙げてみましたが、銀行口座を持っているすべての人が実感しているように、今後何らかの要因で経済が爆伸びしない限り、ただ預金していくだけでは資産の増幅は見込めないという事実があります。
2.貯金至上主義に惑わされるな!
僕もそうなのですが、多くの人が小さい時から「貯金を頑張りなさい」と家族や周囲の人から刷り込みをされてきたと思います。
貯金はある意味、絶対的な常識の一つとして自分のマインドに根付いていると思います。
確かに計画的にコツコツ貯められるスキルは素晴らしいと思います。
しかし頭でっかちに貯金しなければという呪縛に囚われて過ぎてはいないでしょうか?
一つ例を出すと、100万円を持っている2人がいたとします
Aさん:低金利の預金口座に100万円丸ごと預けたままで放置→1年後も元本が保証されたままで進歩なし。
Bさん:100万円のうち5万円使ってビジネスに関する書籍や金融・経済に関する書籍を購入。
それら書籍を読んでみると、せどりという物販ビジネスがあることを知り、取り組むことにする→残り95万円の中から15万円を使って利益率50%前後を見込める商品を仕入れる→販売する→目標利益率を達成し稼ぐことに成功→稼いだ資金で仕入れ→販売→繰りかえす→1年後に利益を合算し総資産150万を超えた。
Bさんの例は最もスムーズに行った場合の例ですが、お金を銀行に預けたまま放置し、自己投資も増やす努力もしなかったAさんと比べると段違いに資産の額が違ってきてますよね。
そして銀行の残高が増えただけでなく、ビジネスを自分で立ち上げて、お金を生むスキルを身につけることもできている。
お金がお金を生むということです。
また書籍を読むことで業界知識、金融知識(税金など)、成功事例を学べるので、稼げる自分を創りだす資産となります。
これらのことから、貯金至上主義では今の時代、お金が増えていくスピードが遅くなることが予想できると思います。
3.自己投資へお金を流そう
ここまで話してきて、貯金だけがすべてじゃないな。と思えてきた方も多いかと思います。
前項でも書いた通り、チマチマ我慢ばかりしながら貯めるよりも、自己投資にお金を流すことで、楽しみながら自分の価値を高めて稼げるようになることが結果として効率的に資産を構築することができると思っています。
ここで自己投資にお金を流すってどうすればよい?って話ですが、
僕は主に書籍購入・セミナー参加・健康への投資に重きを置けばいいと思っています。
じゃあ主に何を学ぶかというと
【書籍購入】
ビジネス書→最新のビジネスモデルや成功事例、ビジネスマインドを学ぶ
金融(お金に関する本)→資産形成やお金に関する知識を養う
経済→世の中の動向を掴むことができる
哲学書→人間としての教養を身につける(偉人の思想から人間としての本質的なこと)
古典→今も昔も変わらない考え方の幹となることを学ぶ
など、書籍にも学べるジャンルは様々です。ただ活字を目で追うだけでなく、著者はなぜこんな主張をしているのだろう?と考えながら読み込むことで内容を理解し、自分の血肉になっていきます。
【週末セミナー参加】
最近は副業推進の流れもあり、各地でセミナーが行われています。
(不動産投資・アフィリエイト・物販・マネープラン・在宅ワークなど)
こういったセミナーは書籍で活字を読むのと違って空気感があり、志が高い人が多い為、
目標意識を高く保ちながら学ぶことができるので有効的です。
こういったセミナーに参加することで目から耳からインプットし、自分の頭で考えることで
思考の流れが形成され、自分の資産になっていきます。
参加してみたいと思ったセミナーがあれば申し込んで参加してみましょう。新しいことを始めるきっかけができるかもしれません。
【健康への投資】
健康な体があってこそベストな自分が発揮できるということで主に食事はあまりケチるべき
ではないと思い書きました。炭水化物・糖質・脂質を多く含む安いインスタント食品ばかりでは
健康を害してしまいます。
偏りのある食生活で不健康になって、高い治療費を払うくらいなら、野菜・魚・肉類などを買っ
てストックしておき自炊するほうがコスパも健康にもよろしいです。
以上、かなり簡単ですが、自分資産の形成ということで自己投資にお金を投じる理由をまとめました。
◇まとめ
以上、貯金だけが資産構築のすべてじゃない理由を大雑把に書いてみました。
理由は昨今の超低金利政策で貯金しても元本以上の大きな資産形成は見込めないこと、
そしてため込むばかりでは自分という資産の構築がストップしてしまうこと。
時代の背景を考えてみると、「当たり前」といわれていたことがいつしか当たり前ではなくなっていることが多くあります。
インターネットが発達し、変化のスピードが加速し続ける現代では致し方ないことです。
こういった背景を絡めながら今回の命題を考えていただけたら幸いです。
では終わりです~。